キャッチ宮尾の最近思うこと
拝啓、水上さま
先日は素敵なお手紙ありがとうございました。ボロフェスタに向けての最高なスタートであったことがひしひしと伝わり、胸が熱くなりました。私も、その景色を見る時は、観客としてではなく、景色を作り出す側で立ち会いたいです。
ボロフェスタまであと、1ヶ月と少し、小休憩という意味で、私は今回いつもとは違った視点で音楽のお話をしてみようと思います。
私は大学4年次なので、今は、卒業論文のあれこれに毎日追われていています。私が卒論のテーマに選んだのが「思春期」です。「思春期」に影響を受けたことは、大人になってどんな影響を与えるのか。そんなことが気になって調べ始めたテーマなのですが、調べていくうちに、音楽というのはかなり大きな役割を担っているように思いました。
「思春期」という多感な時期に衝撃、影響を受けた音楽は、今後の音楽の好みを左右する要因になるのはもちろん、その人の性格、人生まで変えてしまうこともあります。
音楽は、自己表現の一種である分、聴く側に影響があってもおかしくはない話ですよね。そんな大きな影響を受けた人たちが、また音楽で様々なことを表現して。そうやって繰り返されているんだなと、アーティストのルーツを辿って感じることもしばしばです。
思春期前半を10歳から18歳、思春期後半を18歳から21歳とされるとして、この時期、水上さんはどんなことをしてどんな音楽を聴いていましたか?
私は、思春期前半は、両親の持っていたCDを片っ端から聴き始めたのが始まりで、Every Little Thing、CHEMISTRY をラジカセから流して楽しんでいました。中高生のころはグッドモーニングアメリカや、アルカラ
思春期後半にはペトロールズをよく聴いていました。
幼い頃はキャッチーな楽曲を好んでいましたし、思春期後半は、歌詞に哲学的な一面を感じさせるものや、受けとって1度考えさせられるような曲を好んでいたように思います。その両方を経てからか、今はにウィットに富んだ歌詞と、キャッチーでありながらも、音楽初心者でもわかるほどの巧妙なテクニックを兼ね備えた、ヘルシンキやCHAIが大好きです。振り返ってみると、点と点ではなくつながりがあったんだなぁと思いました。
そう思うと、10歳から21歳までの11年間を優に飛び越えて、16年目に突入するボロフェスタってすごいですよね。これまでの歩みは、確実に人々の心に爪痕を残していると思います。
音楽の話をしようと思っていたのに気がつけばボロフェスタの話になっていました笑。水上さんがどんな音楽を聴いて大人になったのかが知りたいです。この話は、ボロフェスタで京都に行った時、スタッフのみんなとも共有したい話題ですね。
9月になり、肌寒くなってきました。季節の変わり目ですので、くれぐれも体調を崩されませぬようご自愛ください。
キャッチ宮尾
本祭に向けてまだまだ加速していくためにスタッフ募集中!
是非、リンクより応募を!