ナノボロフェスタのここをみて!
拝啓宮尾さま
Helsinki Lambda Club もMONO NO AWAREも関西までその良さはしっかりと届いていますよ。僕も初めてHelsinki Lambda Club のライヴを拝見したとき、何か心に響くものが確かにありました。
そして、気付けばもう8月も三週目に入りいよいよナノボロフェスタが近づいてきていますね。
今年のラインナップは今勢いのあるアーティストがたくさん集まってくれたと僕は思っています。
それこそ、宮尾さんがお勧めしてくれたHelsinnki Lambda ClubもMONO NO AWAREもナノボロフェスタに出演していただきます。
そんな中、僕が改めて注目してほしいのは、普段おそらくインディー・パンクやギター・ロックをよく聞く人にはあまり馴染みのないであろう3アーティストです。
まず1組目は「空間現代」です。
音の反復やエラーを駆使してプログレッシヴな音楽を奏でるスリーピースバンドです。
アヴァンギャルドな音楽ではありますが、その音の深みは、いつも教科書で見ていた有名な絵画を実際目の当たりにして、その前で立ち尽くしてしまう感覚に似ていて、僕自身も理解できているかどうかはわかりませんが、とてつもなく引き込まれる深い海のようです。
そして、この空間現代はもともと東京で活動していたのですが、昨年京都に移住してきて、銀閣寺や平安神宮に囲まれた場所に「外」というライヴ・ハウスを作り、そのライヴ・ハウスの運営も行っています。またその外というライヴ・ハウスも行くたび新しい音楽に出会えるんです。BO NINGENのTaigen Kawabeさんと食品まつりa.k.a foodmanさんのKISEKIというユニットを見たときは、即興だからこそなせる奇跡のようなフレーズに感動しました。僕自身も、気づいたら何度も足を運んでしまうような場所です。なので、特に京都に住んでいる人には特に知っておいてほしいし、足を運んでほしい場所なのです。
そして残り2アーティストは「AH(鳴呼)」と「くぴぽ」です。
この2組は言うなれば、レぺゼン関西地下アイドルです!!
僕は結構アイドルが好きでよくyoutubeで動画などを見るのですが、地下アイドルを見ていても気付けば関東などのアイドルばかりで、関西の地下アイドルってどんな感じなんだろうと探していた時にばったり出会ったのがAH(鳴呼)でした。
曲作りも、振り付けも含め運営すべてを自分たちでこなす彼女達ですが、それが凄いだけでなく彼女達が作るライブも、凄くPOPな曲達に前のめりなパフォーマンスで、見ていて凄く気持ちがいいです!そしてもうひとつ特出すべき点は、彼女達は滋賀の旅館の若女将と、介護施設の管理職という職業についているということです。なぜ、そんな彼女達がわざわざアイドルをするのか、、不思議に思われるかもしれませんが、それはライヴを見ればわかって頂けるかと思います!
そして関西地下アイドルからもう一組「くぴぽ」です。
くぴぽはとりあえず、むちゃくちゃなアイドルです。真ん中にいる、まきちゃんこと服部真希が体を張ります!ライヴ中にまきちゃんにボールを投げつけたりもします!ですが、僕がこのアイドルいいなと思ったところは隣にいる、なーさんやつじこがそんなまきちゃんを凄く支えていて、ライヴ中も凄くイキイキしているところです。
この2組に出会い、関西にも面白い人たちがいるんだなと気づかされました。東京に比べて注目度は劣るかもしれませんが敢えてこう言いたいです。「関西地下アイドルは伊達じゃない!」と。
そんな感じで、改めてナノボロフェスタで見て欲しいアーティスト3組でした。
是非、当日楽しみにしていて下さい。好きなアーティストを見に来て、初めて出会った音楽に感動してほしいと思います。
ところで、宮尾さんから見て今年のナノボロフェスタの楽しみなところやアーティストはいますか?
それでは、 お盆休みも過ぎようとしており、夏も折り返し地点かと思いますが、お互いよい夏を過ごしましょう。
それでは、お返事お待ちしております。
タックル水上
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